2月22日~24日にかけ、「2nd Workshop on Resilience Engineering for Energy and Urban Systems」と題して、ウィーンにて日本トルコ合同ワークショップを開催いたしました。
もともとは9月に東大と東工大からトルコに学生を派遣する予定でしたが、現地の情勢不安に伴い派遣事業を中止せざるを得ない状況でした。
しかしながら、次善の策としてIAEAやCTBTOといった国際機関、そしてトルコ側大学の協力を受け、ウィーンにて第2回合同ワークショップを開催できる運びとなりました。
日本から24名、トルコから27名に加え、ウィーン在住の関係者も参加し、原子力、地震工学、そして歴史的建造物の保存といった観点から、レジリエンス工学のテーマに相応しいプログラムとなりましたことを報告させていただきます。
今回のワークショップの内容は次のとおりです。

2月22日(水) ウィーン市内テクニカルツアー
オーストリアの代表的な建築家オットー・ワーグナーの建築物(カールスプラッツ駅、ウィーン郵便貯金局、マジョリカハウス等)を中心に、ウィーン市内の歴史的建造物をめぐりながら、藤田康仁准教授(東京工業大学)より建築史の観点からレクチャーを受ける貴重なツアーとなりました。
また日本側学生、トルコ側学生がお互いの交流を深める機会にもなり、初日のプログラムとして参加学生からも大変好評でした。

2月23日(木) 合同ワークショップ